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sleeper send

1.27.2012

本物クレヨン

また性懲りも無くよけいな言い草をしていましたが、毎日仕事に徹しています。

少し前、ゲラを出してそのままになってた、とある会社のキャラクター制作の話をしていた。カット割りやら、キャラクター1体の使用方法と仕様形態についてやらと、その制作時間と金額なども含めて話していたわけだけど、これを見てほしい。




恐ろしいことに描いたものがその瞬間にカタチになっているようなものだ。
この状況下においてはもう、1体のキャラクターやロゴなどがどういう過程で出来ているのかなどに感心の無い、言わば素人の方などにとっては、キャラクター制作など一瞬で出来るじゃないかと思いがちだろう。まさか、そこにはコンセプトに基づくアイデアの想像者、すなわちデザイナーの存在があることを忘れないでほしい。

それにしてもビジネス優先の現場は別として、デジタルユースの環境で無くなったものがある。それは「描き込む」と言う部分だ。ベクター化されたデータにデジタルエフェクトをかけたり、フィルタを通して完成されたとして、それは「描き込まれた」とは言えない気が
する。アートやグラフィックの制作における「手で描く」と言う部分で、一体全体どこからどこまでが「手で描く」なのかよくわからなくなっていた自分に、この端折ったハイテクはヒントをくれた感じだ。
ひとつ上げれば、作品を見た人が感動するなら、制作方法はどうでもいいと言うこと、何かをつくることは、結果的に人に感動を与えることが最大の目的だと思う。ならば、制作方法は自己満足で評価の対象外なのか、どうやっているのかわからないのも芸術だが、モノを判断する感性にそれが生まれた環境と背景すら関係ないことになると、なんとも判断基準にかけるような気がする。
もしもこの先、ドラえもんの道具ばりに絵に描いたショートケーキが本物になるペンが登場した時、そのケーキがホントに美味いかどうかどうやって判断するのか?自分の答えは“そんなもん食うかボケ!”ってとこだ。



1.23.2012

盲 目 時 代

先月末のこと、年末の挨拶と今年の抱負を最近感じた不自然さや嫌悪感と絡めて、皮肉たっぷりに書き上げたブログを読み返して見たところ、こりゃあかんわって書いた文章はお蔵入り。
それはある意味自己啓発か自虐的内容になってまして、公に出したところで自分の商売の邪魔になるなと、明日は我が身で受け止めつつ感慨深くなってるとこにさらに、facebookと言う薄っぺらな人間関係で出来た見栄っ張りなシステム上で、現在の日本の残酷なカオスを見てしまい、気分的に堕ちていた自分でございます。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

ビジネスの仮面をかぶれない僕としては恥ずかしくもライフスタイルむき出しでやって行くしかないと悟り、ようやく放置したブログを更新しております。
改めまして今後とよろしくお願いいたします。

書きなぐった先の文章は自分の為に保存、むしろそれが本当の日記で正しいブログの使い方と気がつきましたが、ココを覗いてくれる人達へは少なからずの期待への応対とエンタメ感の発信を気遣うのですが、堕ちた気分じゃ何をやっても然りなわけで。
皆さんにとっては何を言っているのかわからない上に、自分もワケのわからないルーティーンにハマっておりました。

そんなわけで、ナンデモカンデモSNSの人間味とリアリティの無さが気になり始める今日この頃、便利ツールも僕にとっては、本心での振る舞いによって何がリアルで何が大切かを感じたり、人の振り見て我が振り直せって感じの自問自答ツールへと変に成長しております。
そんな精神ツールに慣れない人や慣れすぎた人たちも、便利になりすぎたデジタル社会を今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか?


それでは本日の一曲。





1.03.2012

Burnout

去年、といってもそれは一昨日前までのこと。

去年一番マストな、音と遊びとリンクするPV、休日の気分を上げる一発やね。






今年、それは今から362日のこと。

去年より海に行きたい、個人的な話。一番の抱負。

一昨日前と変わってないけどね。


ウチの仕事初めは明日より。
リセット。