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sleeper send

10.14.2011

なんとかの秋

今週末、15日開催。 “Fellow's” @ragu(飯塚)

ごった煮状態のジャンルを超えたコラボレーション。楽しんだもん勝ち。よろしくどうぞ。



ところで、この“Fellow's”のフライヤーデザイン。

デザインの技法としてはコラージュとか言うようですが。良いふうに言ってますけど、こちらは思いつきにイメージを重ねるごった煮。

ペタペタと切り貼り。アナログ要素も感じるが、PCが有れば気軽で、デジタルチックに考えるとなんてこと無いのに、アイデア勝負なところが一番でやすい。比較的簡単な技法。


だからこそデザインの中に、もうひとつ自分らしいエッセンスを加える。
それが自分にとってのシルクスクリーン。

それらのデザインはスクリーンプリントでの表現らしく、そして実際にスクリーンプリントできるように作っています。


 

 シルクスクリーンとは、妙と呼ばれる細かな網状のスクリーンを枠に張って絵柄を露光し製版する。
網状の絵柄となる孔の開いた部分にインキを落としプリントし色を重ねる印刷方法。
ポスターやTシャツの代表的でオールドスクールな表現技法。







ヤバい。。。はぁ?って感じか。
技術屋の方ならわかると思いますが。よくわからんところに魅力が有るワケですが。

説明もそこそこで、言う程に簡単では無いシルクスクリーン。僕もワカランことだらけで日々勉強です。


15年くらい前、アンディ・ウォーホルが流行った時、僕にはよくわかりませんでした。
それは時を同じくして、アップルが“Power Mac”をリリースした頃じゃなかったかなぁと思いますが、どこかデジタルに対するアンチテーゼだったのかもしれませんね。

そして今、アップルの父がデジタルの神となったこのタイミング、誰でもアート制作が簡単で、インターネットでの通信が常識、そんな中で印刷物が価値をなくしリアリティを失う。

量産が簡単で、安売りの世の中だから、むしろちょうどいい、もう少し手間のかかる事にこだわることにします。


ともあれ、いばらの道ではあるようです、ゆっくり追求して行こうと思います。
自分が作るデザインやプリント、印刷物へのアート性の付加ってことで。


カタチはいろいろ有れど、ロッキン・ジェリービーン氏も言ってます。

「私は自分の原画が一人の家に飾られるより、沢山の女の子のお気に入りのパンティーの柄になる事を望みます」と。

マストなご意見であります。