僕はこういう哲学的なアプローチが好きだ。
イベント、音楽やアートを楽しむシチュエーションに
意味を求める必要が無いと言ってしまえば、それはただのセンズリだ
ここは日本だから、フライヤーにカッコ良くアルファベットを並べても
言葉半分伝わるのか疑問だと言う事を僕は知っている
だから、ここまで明確なアプローチは
明らかにオナニーショーでは無い事を主張していると判断できるし
ならば1500円でもいくらでも払って入ってみたいとも思わせる
現時点でこれがどういう意図なのか、はっきり言ってわからないが
しかし、明確に提示されたテーマは空間に違和感を与え
その場を担った無名のDJに思いがけないスキルを期待できる
そう、オーディエンスを巻き込むこの問いかけは
すでにセックスの前戯が始まっている状態と同じだ
それは、催し物の建前のように存在する
「楽しければそれで良い」の主催者の言い草の根っこに
本当は無くてはならないイデオロギーと結びつく
Mr.coNYroo
この数年間、彼とカルチャーを共有し
共感するなかでやれた事がとても楽しかった
無頓着で天然な彼の行動の根っこが
この街のほんの小さなシーンを動かしていた事が誇らしい
「あなたはなにからできてる?」
模索する彼の現状が生んだ最大の謎
何年もあとにその答えを肴に酒を飲める事を楽しみに
Keep the local mind of ”DUBiTOWN”