「これ考えてあるな」とか「使いやすいね」とか感心すると、僕は少しだけ自分の考えも豊かになったような気がします。
身近な製品のほとんどは誰かが何らかの目的でデザインしたもので、それらを知ることは普段何の気無しに使っている道具や品物を、それまでよりも少しだけ価値ある物へ変化させることができる、それもデザインの必要性のひとつだと思います。
コカ・コーラの500mlPETボトル。
持ちやすさを考慮された「グリップボトル」だそう。 この持ち堪えちょっと癖になります。 ふと気がついたデザイン。 PETボトルは身近で大量消費されるものですが、スゴく考えられ日々改良されているようです。 日本コカ・コーラでこれらは「サスティナブルパッケージ(持続可能な容器)」として展開しているようです。 これらは使いやすさ等の利便性だけではなくCO2削減等のエコ対策に重点を置いてあります。
持ちやすさを考慮された「グリップボトル」だそう。 この持ち堪えちょっと癖になります。 ふと気がついたデザイン。 PETボトルは身近で大量消費されるものですが、スゴく考えられ日々改良されているようです。 日本コカ・コーラでこれらは「サスティナブルパッケージ(持続可能な容器)」として展開しているようです。 これらは使いやすさ等の利便性だけではなくCO2削減等のエコ対策に重点を置いてあります。
それにしてもインタラクティブなサイトです。
見た目の色やバランスではない部分のデザイン性こそが、実は魅力を秘めていることも有るのです。
まぁわかった風なことを言っていますが、僕はそうやって物事を見ることが大事だと感じていますし、自分がつくるデザインには内面的な意味合いを込めて制作することを心がけます。
それがデザインのオモシロイ部分ですが、実はその部分をクライアントに伝えなかったりします。
それがデザインのオモシロイ部分ですが、実はその部分をクライアントに伝えなかったりします。
それは、わからないなら言ってもわからないと思うからです。 イタズラではなく、クライアント自体の依頼品に対する想い入れが少なかったりした時、それは伝わらないからです。
コカ・コーラのPETボトルがスゲー持ちやすいなんてどこにも書いてないし、エンドユーザーの大半がそれに気が付いていないでしょう、直接的な味に関係することではないから、わざわざ言う必要はないのでしょう。 だけど少しだけ角度を変えて見ることで、コーラをおいしく飲むことへの要素が秘められている。 そこのデザインこそが「デザイン」なのです。
要するに、デザインを必要とした時にそれをどのように発信したいか、どのような位置づけにしたいか、クライアント自体が考える必要があり、それをデザイナーに伝えるところからデザインははじまるのだと思います。
言うのは簡単ですが、実現することはむずかしいデザイン。 より良い作品につながりますように、クライアントと一緒に制作したいと思っています。